ワイモバイルは今後SIMと携帯電話の分離をすすめていくようです。
SIM単体での販売は各社実施していますが、積極的に販売することもなく、正直なところSIM単体が売れているようには思えません。
特にドコモのSIMは世界中のスマホで使える通信回線の為、SIM単体で販売されることも今までは多くありました。(ソフトバンクもありますが、ソフトバンク回線を使いたいという人は少ないと思われる為、あまり販売はされていないと思います。)
ワイモバイルも通信規格自体はドコモと同じ通信規格の為、ドコモのSIMロックフリー端末を使うことは可能で、基本的にSIMフリー端末のSIMを使うことは可能です。
そのワイモバイルがSIMと本体の分離をすすめているのです。
ようするに今後MNP一括0円で販売ということが可能性としては少なくなってくるわけです。
MNP一括0円というのは乞食の世界では非常にありがたい施策でしたが、これがなくなるということは、端末を結構な料金を払って使うことになります。
今後は端末なしのMNP一括0円での販売ということも十分ありえるわけですね。
端末がないけどキャッシュバック1万円ついてくるみたいな・・・
今後他社も通信と本体の分離という課題は出てくると思いますが、日本はまだまだセットで販売しているほうがいいのではないでしょうか。
何故日本は分離していないほうがいいのかというと、端末が欲しくてそのキャリアと契約しようと思う人が多いからです。
SIMと言われても、若い世代はわかると思いますが、団塊の世代の人達は携帯電話に番号が紐付いていると思っている人も非常に多いのです。
その人達が通信と本体が分離されているといってもあまり意味もわからないと思います。
よってそのあたりは分離は勧めるべきではないのかな?と思います。
しかしながら団塊の世代の人がワイモバイルに契約をするということをする人も少ないように思えるので、別にそれはそれで構わないのですが・・・
今後他社も少なからずSIM単体での販売を勧めてくるようになるのかも知れませんね。